オムロンHBF-702Tで測ったデータをPeakFitで見る方法|ヘルスケア連携の手順

使い方ガイド

オムロンの体組成計「HBF-702T」は、両手両足測定で部位別のデータも測れる人気モデルです。この測定データを、Appleの「ヘルスケア」を経由してPeakFitに取り込めば、体重や体脂肪率の変化をPeakFitのトレンド表示で追えます。

この記事では、HBF-702TのデータをOMRON connectとヘルスケアを通じてPeakFitに連携する手順と、PeakFit側での見方を、初心者向けに解説します。連携で取り込めるデータと、そうでないデータも正直に整理します。

この記事でわかること

  • HBF-702T→OMRON connect→ヘルスケア→PeakFitというデータの流れ
  • 連携の設定手順と、PeakFitの体組成タブでの見方
  • 連携で取り込めるデータ(体重・体脂肪率・BMI)と、公式アプリ側で見るデータ

連携の全体像(データはこう流れる)

まず、データの流れを理解しておくと、設定で迷いません。HBF-702Tのデータは、いくつかのアプリを経由してPeakFitに届きます。

流れはこうです。体組成計HBF-702Tで測定する。そのデータがオムロンの公式アプリ「OMRON connect」に記録される。OMRON connectからAppleの「ヘルスケア」へ体重・体脂肪率・BMIなどが同期される。最後に、PeakFitがヘルスケアからそのデータを読み取る、という4段階です。HBF-702TはBluetoothでスマホと通信するため、測定後にOMRON connectを開くとデータが転送されます。

つまり、PeakFitは体組成計と直接つながるのではなく、ヘルスケアを「データの中継地点」として受け取る仕組みです。

連携を始める前に準備するもの

設定をスムーズに進めるために、始める前に必要なものをそろえておきましょう。準備が整っていれば、連携は10分ほどで完了します。

必要なのは、iPhone(PeakFitはiOS専用のため)、オムロンの体組成計HBF-702T、オムロンの公式アプリ「OMRON connect」、Appleの「ヘルスケア」アプリ、そしてPeakFitアプリの5つです。ヘルスケアはiPhoneに標準で入っているため、追加のインストールは不要です。HBF-702TはBluetoothでスマホと通信するので、設定中はiPhoneのBluetoothをオンにしておきます。

また、HBF-702Tは両手両足測定のため、測定時の姿勢や設定(年齢・性別・身長などの個人データ)が正しく登録されているかも確認しておきましょう。家族で共有する場合は、自分の登録番号で測ることが、連携後に正しくデータが入る前提になります。準備ができたら、次の手順に進みます。

手順1:HBF-702TとOMRON connectを連携する

最初に、HBF-702Tとオムロンの公式アプリ「OMRON connect」を連携させ、測定データがアプリに記録される状態を作ります。

App StoreからOMRON connectをインストールし、アカウントを作成します。アプリの案内に従って、HBF-702Tを機器登録(ペアリング)します。登録後は、体組成計で測定し、スマホでOMRON connectを開くと、測定データがアプリに転送・記録されます。HBF-702Tは両手両足測定に対応しているため、部位別のデータも公式アプリ側で確認できます。

ここまでで、HBF-702Tで測ったデータがOMRON connectに記録される状態になります。

手順2:OMRON connectからヘルスケアへ同期する

次に、OMRON connectのデータをAppleの「ヘルスケア」へ同期する設定を行います。これがPeakFitへの橋渡しになります。

OMRON connectは、Appleの「ヘルスケア」と連携でき、体重・体脂肪率・BMIなどのデータを書き込めます。OMRON connectの設定から、連携アプリ・サービスの一覧でAppleの「ヘルスケア」を選び、連携をオンにします。このとき、ヘルスケアへ書き込む指標(体重・体脂肪率・BMIなど)のスイッチを必ずオンにしてください。スイッチがオフのままでは、ヘルスケアにデータが書き込まれません。

これで、OMRON connectに記録された体重・体脂肪率などが、ヘルスケアにも蓄積されるようになります。

手順3:PeakFitでヘルスケア連携を許可する

最後に、PeakFit側でヘルスケアからのデータ読み取りを許可します。これで連携が完成します。

PeakFitを開き、設定からヘルスケア連携を有効にします。

すると、PeakFitがヘルスケアのデータ(体重・体脂肪率・歩数・消費カロリーなど)を読み取れるようになります。HBF-702Tで測ってヘルスケアに体重・体脂肪率が入っていれば、それがPeakFitにも反映されます。一度連携しておけば、以降は測定してOMRON connectを開くたびに、自動でPeakFitに取り込まれます。

これで、体組成計で測ってアプリを開く、という動作だけで、PeakFitに体重・体脂肪率が届く状態になりました。

PeakFitでの見方(体組成タブ)

データが取り込めたら、PeakFitでどう見るかを押さえましょう。PeakFitの強みは、数値を「推移」で見られることです。

ホーム画面では、その日の体重などの基本的な数値が確認できます。

体組成タブでは、体重・体脂肪率・除脂肪体重の推移を、3日・7日・14日・1か月などの期間でグラフ表示できます。

日々の数字は水分や食事でぶれるため、トレンドで見ると本当の変化が分かります。目標を設定していれば、実際の変化のペースと、目標達成に必要なペース、達成予測、目標との差や残り日数も数値で示されます。体重トレンドの読み方は体重記録の正しい見方、移動平均の考え方は体重の移動平均の出し方と活用でも解説しています。

HBF-702Tの測定値を、PeakFitのトレンド表示で追うことで、変化を客観的に把握できます。

連携で取り込めるデータ・取り込めないデータ

ここは正直にお伝えします。HBF-702Tは部位別を含め多くの項目を測れますが、ヘルスケア経由でPeakFitに入るのは、そのすべてではありません。

OMRON connectがヘルスケアへ同期するのは、体重・体脂肪率・BMIなどが中心です。したがって、PeakFitに取り込まれるのも、主に体重と体脂肪率(およびそこから計算される除脂肪体重)になります。一方で、HBF-702Tが測れる部位別の皮下脂肪率や骨格筋率、内臓脂肪レベル、基礎代謝などの詳細な項目は、ヘルスケアを経由しないため、PeakFitには反映されません。これらの詳細データは、OMRON connect側で確認する、という使い分けになります。

つまり、PeakFitでは体重・体脂肪率のトレンドと目標管理を、OMRON connectでは部位別などの詳細を、それぞれ見るのがおすすめです。

うまく同期されないときの確認ポイント

連携がうまくいかないときは、いくつかの確認ポイントを順に見ていくと、たいてい解決します。

まず、OMRON connect側で、ヘルスケアへ書き込む指標のスイッチがオンになっているかを確認します。ここがオフだと、そもそもヘルスケアにデータが入りません。次に、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで、OMRON connectが体重・体脂肪率を書き込みでき、PeakFitがそれらを読み取りできる状態かを確認します。それでも反映されない場合は、測定後にOMRON connectを開いてデータが転送されているか、各アプリを開き直したか、測定者の取り違えがないか、といった点を見てください。

設定の経路が長いぶん、どこか1か所がオフだと止まります。順番に確認すれば、原因の切り分けができます。

取り込んだデータをどう活用するか

連携の目的は、データを取り込むこと自体ではなく、変化を読んで日々の行動に活かすことです。PeakFitに体重・体脂肪率が入ったら、次の見方を意識すると役立ちます。

まず、単日の数字に一喜一憂しないことです。体重は水分や食事で前後するため、体組成タブのグラフで7日や14日の傾きを見て、全体の方向を判断します。HBF-702Tの測定は、毎回同じ条件(時間帯・姿勢)でそろえると、トレンドのぶれが小さくなります。HBF-702Tの部位別データなど詳細はOMRON connectで、体重・体脂肪率の推移と目標管理はPeakFitで、と役割を分けると、それぞれの強みを活かせます。PeakFitは食事や筋トレの記録も同じアプリで扱えるため、体の変化と日々の取り組みを並べて確認できます。

数字は、責めるための材料ではなく、次にどうするかを考えるための手がかりです。測定値を、PeakFitのトレンドで穏やかに追っていきましょう。

まとめ

オムロンHBF-702Tのデータは、OMRON connect→Appleヘルスケア→PeakFit、という流れで連携できます。OMRON connectでヘルスケアへの書き込み指標をオンにし、PeakFitでヘルスケア連携を許可すれば、測定データの体重・体脂肪率がPeakFitに取り込まれます。

PeakFitでは、体組成タブで体重・体脂肪率・除脂肪体重の推移や、目標までのペース・達成予測を確認できます。ヘルスケア経由で入るのは体重・体脂肪率・BMIが中心で、部位別などの詳細はOMRON connect側で見る、と使い分けるとよいでしょう。PeakFitは無料で使えます(iOS)。PeakFitを使ってみる

よくある質問

Q. HBF-702Tの部位別データもPeakFitに入りますか。 A. いいえ。ヘルスケア経由で入るのは体重・体脂肪率・BMIが中心です。部位別の皮下脂肪率や骨格筋率などの詳細は、OMRON connect側で確認します。

Q. 連携にはどのアプリが必要ですか。 A. オムロンの「OMRON connect」、Appleの「ヘルスケア」、PeakFitの3つです。OMRON connectからヘルスケアへ同期し、PeakFitがそれを読み取ります。

Q. 測定のたびに何か操作は必要ですか。 A. 測定後にOMRON connectを開くとデータが転送されます。連携設定後は、その流れでヘルスケアを経由してPeakFitにも自動で反映されます。

Q. データが反映されないときは。 A. OMRON connect側のヘルスケア書き込み指標がオンか、ヘルスケアの書き込み・読み取り許可がオンかを確認します。測定者の取り違えやアプリの開き直しでも解決することがあります。

Q. AndroidでもPeakFitと連携できますか。 A. PeakFitは現在iOS専用です。Android端末では利用できないため、本記事の連携もiPhoneでの利用が前提となります。

※本記事は一般的な情報をまとめたものであり、各アプリや機器の仕様・対応状況は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトやアプリでご確認ください。体重や体組成の管理で体調に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。