RENPHOの体組成計で測ったデータをPeakFitで見る方法|ヘルスケア連携の手順

使い方ガイド

RENPHO(レンフォ)の体組成計は、手頃な価格で多くの項目を測れ、乗るだけでデータがアプリに転送される手軽さが人気です。この測定データを、Appleの「ヘルスケア」を経由してPeakFitに取り込めば、体重や体脂肪率の変化をPeakFitのトレンド表示で追えます。

この記事では、RENPHOのデータを専用アプリ「RENPHO Health」とヘルスケアを通じてPeakFitに連携する手順と、PeakFit側での見方を、初心者向けに解説します。連携で取り込めるデータと、そうでないデータも正直に整理します。

この記事でわかること

  • RENPHO→RENPHO Health→ヘルスケア→PeakFitというデータの流れ
  • 連携の設定手順と、PeakFitの体組成タブでの見方
  • 連携で取り込めるデータ(体重・体脂肪率)と、公式アプリ側で見るデータ

連携の全体像(データはこう流れる)

まず、データの流れを理解しておくと、設定で迷いません。RENPHOのデータは、いくつかのアプリを経由してPeakFitに届きます。

流れはこうです。RENPHOの体組成計で測定する。そのデータが専用アプリ「RENPHO Health」に記録される。RENPHO HealthからAppleの「ヘルスケア」へ体重・体脂肪率などが連携される。最後に、PeakFitがヘルスケアからそのデータを読み取る、という4段階です。RENPHOの体組成計はBluetoothでスマホと通信し、乗って測るとデータがアプリに自動転送されます。

つまり、PeakFitは体組成計と直接つながるのではなく、ヘルスケアを「データの中継地点」として受け取る仕組みです。

連携を始める前に準備するもの

設定をスムーズに進めるために、始める前に必要なものをそろえておきましょう。準備が整っていれば、連携は10分ほどで完了します。

必要なのは、iPhone(PeakFitはiOS専用のため)、RENPHOの体組成計、専用アプリ「RENPHO Health」、Appleの「ヘルスケア」アプリ、そしてPeakFitアプリの5つです。ヘルスケアはiPhoneに標準で入っているため、追加のインストールは不要です。RENPHOの体組成計はBluetoothで通信するので、設定中はiPhoneのBluetoothをオンにしておきます。

アプリ名について一つ補足します。以前は「Renpho」という名称でしたが、現在は「RENPHO Health」への移行が案内されています。古いアプリのままだと連携がうまくいかないことがあるため、最新の「RENPHO Health」をインストールしてください。アカウント作成にメールアドレスが必要です。準備ができたら、次の手順に進みます。

手順1:RENPHOの体組成計とRENPHO Healthを連携する

最初に、体組成計と専用アプリ「RENPHO Health」を連携させ、測定データがアプリに記録される状態を作ります。

App StoreからRENPHO Healthをインストールし、アカウントを作成します。なお、以前は「Renpho」という名称のアプリでしたが、現在は「RENPHO Health」への移行が案内されています。アプリの案内に従って、体組成計をBluetoothでペアリングします。ペアリング後は、体組成計に乗って測定すると、データがアプリに自動で転送・記録されます。

ここまでで、RENPHOで測ったデータがRENPHO Healthに記録される状態になります。

手順2:RENPHO Healthからヘルスケアへ同期する

次に、RENPHO HealthのデータをAppleの「ヘルスケア」へ同期する設定を行います。これがPeakFitへの橋渡しになります。

RENPHO Healthは、Apple Health(ヘルスケア)と連携でき、体重・体脂肪率などのデータを渡せます。RENPHO Healthの設定や連携の項目から、Apple Healthとの連携をオンにします。初回は、ヘルスケア側で「RENPHO Healthからの書き込みを許可するか」を尋ねる画面が表示されるので、体重・体脂肪率などの項目をオンにして許可します。この許可をしないとデータが渡らないため、忘れずにオンにします。

これで、RENPHO Healthに記録された体重・体脂肪率が、ヘルスケアにも蓄積されるようになります。

手順3:PeakFitでヘルスケア連携を許可する

最後に、PeakFit側でヘルスケアからのデータ読み取りを許可します。これで連携が完成します。

PeakFitを開き、設定からヘルスケア連携を有効にします。

すると、PeakFitがヘルスケアのデータ(体重・体脂肪率・歩数・消費カロリーなど)を読み取れるようになります。RENPHOで測ってヘルスケアに体重・体脂肪率が入っていれば、それがPeakFitにも反映されます。一度連携しておけば、以降は測定するたびに、RENPHO Healthとヘルスケアを経由してPeakFitに取り込まれます。

これで、体組成計に乗る、という動作を起点に、PeakFitに体重・体脂肪率が届く状態になりました。

PeakFitでの見方(体組成タブ)

データが取り込めたら、PeakFitでどう見るかを押さえましょう。PeakFitの強みは、数値を「推移」で見られることです。

ホーム画面では、その日の体重などの基本的な数値が確認できます。

体組成タブでは、体重・体脂肪率・除脂肪体重の推移を、3日・7日・14日・1か月などの期間でグラフ表示できます。

日々の数字は水分や食事でぶれるため、トレンドで見ると本当の変化が分かります。目標を設定していれば、実際の変化のペースと、目標達成に必要なペース、達成予測、目標との差や残り日数も数値で示されます。体重トレンドの読み方は体重記録の正しい見方、移動平均の考え方は体重の移動平均の出し方と活用でも解説しています。

RENPHOの測定値を、PeakFitのトレンド表示で追うことで、変化を客観的に把握できます。

連携で取り込めるデータ・取り込めないデータ

ここは正直にお伝えします。RENPHOの体組成計は多くの項目を測れますが、ヘルスケア経由でPeakFitに入るのは、そのすべてではありません。

RENPHO Healthがヘルスケアへ渡すのは、体重・体脂肪率などが中心です。したがって、PeakFitに取り込まれるのも、主に体重と体脂肪率(およびそこから計算される除脂肪体重)になります。一方で、RENPHOが測れる皮下脂肪、体内水分率、骨格筋、筋肉量、推定骨量、タンパク質、基礎代謝、体年齢といった詳細な項目は、ヘルスケアを経由しないため、PeakFitには反映されません。これらの詳細データは、RENPHO Health側で確認する、という使い分けになります。

つまり、PeakFitでは体重・体脂肪率のトレンドと目標管理を、RENPHO Healthでは詳細な体組成を、それぞれ見るのがおすすめです。

うまく同期されないときの確認ポイント

連携がうまくいかないときは、いくつかの確認ポイントを順に見ていくと、たいてい解決します。

まず、RENPHO Health側で、Apple Healthとの連携がオンになっているかを確認します。次に、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで、RENPHO Healthが体重・体脂肪率を書き込みでき、PeakFitがそれらを読み取りできる状態かを確認します。それでも反映されない場合は、測定データがRENPHO Healthに記録されているか、各アプリを開き直したか、測定者(ユーザー)の取り違えがないか、といった点を見てください。なお、Apple Watchで取り込んだデータがヘルスケアに入らない事例も報告されているため、確実に同期したいときはiPhoneのアプリ側で確認すると安心です。

設定の経路が長いぶん、どこか1か所がオフだと止まります。順番に確認すれば、原因の切り分けができます。

取り込んだデータをどう活用するか

連携の目的は、データを取り込むこと自体ではなく、変化を読んで日々の行動に活かすことです。PeakFitに体重・体脂肪率が入ったら、次の見方を意識すると役立ちます。

まず、単日の数字に一喜一憂しないことです。体重は水分や食事で前後するため、体組成タブのグラフで7日や14日の傾きを見て、全体の方向を判断します。RENPHOの測定は、毎回同じ条件(時間帯・素足など)でそろえると、トレンドのぶれが小さくなります。RENPHOの詳細な体組成はRENPHO Healthで、体重・体脂肪率の推移と目標管理はPeakFitで、と役割を分けると、それぞれの強みを活かせます。PeakFitは食事や筋トレの記録も同じアプリで扱えるため、体の変化と日々の取り組みを並べて確認できます。

数字は、責めるための材料ではなく、次にどうするかを考えるための手がかりです。乗るだけで測れる手軽さを活かし、PeakFitのトレンドで穏やかに追っていきましょう。

まとめ

RENPHOの体組成計のデータは、RENPHO Health→Appleヘルスケア→PeakFit、という流れで連携できます。RENPHO HealthでApple Healthとの連携をオンにし、PeakFitでヘルスケア連携を許可すれば、体重・体脂肪率がPeakFitに取り込まれます。

PeakFitでは、体組成タブで体重・体脂肪率・除脂肪体重の推移や、目標までのペース・達成予測を確認できます。ヘルスケア経由で入るのは体重・体脂肪率が中心で、筋肉量などの詳細はRENPHO Health側で見る、と使い分けるとよいでしょう。PeakFitは無料で使えます(iOS)。PeakFitを使ってみる

よくある質問

Q. RENPHOの全項目がPeakFitに入りますか。 A. いいえ。ヘルスケア経由で入るのは体重・体脂肪率が中心です。骨格筋や水分率などの詳細は、RENPHO Health側で確認します。

Q. アプリは「Renpho」と「RENPHO Health」どちらを使いますか。 A. 現在は「RENPHO Health」への移行が案内されています。最新のアプリをインストールし、そこからヘルスケア連携を設定してください。

Q. 連携にはどのアプリが必要ですか。 A. RENPHOの「RENPHO Health」、Appleの「ヘルスケア」、PeakFitの3つです。RENPHO Healthからヘルスケアへ渡し、PeakFitがそれを読み取ります。

Q. データが反映されないときは。 A. RENPHO HealthのApple Health連携がオンか、ヘルスケアの書き込み・読み取り許可がオンかを確認します。iPhoneのアプリ側で測定すると同期が確実なことがあります。

Q. AndroidでもPeakFitと連携できますか。 A. PeakFitは現在iOS専用です。Android端末では利用できないため、本記事の連携もiPhoneでの利用が前提となります。

※本記事は一般的な情報をまとめたものであり、各アプリや機器の仕様・対応状況は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトやアプリでご確認ください。体重や体組成の管理で体調に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。